株式会社クリーン・アクア・ビバレッジ製造部 部長 西鶴園裕太さん インタビュー(山田雄太 選手) 質の良い豊富な湧水生かす/安心・安全の追及に熱意

  • 2026/06/09

小林市ふるさと納税の返礼品として、大自然の恵みが詰まった天然水をそのまま届けている「株式会社クリーン・アクア・ビバレッジ」。
霧島連山の夷守岳(ひなもりだけ)が育んだ質の良い豊富な湧水へのこだわりや、徹底した「7S」による安心・安全な水づくりの背景を探るべく、ヴェロスクロノス都農の山田雄太選手が製造部部長の西鶴園裕太さんを訪ねました。

――まずはじめに、会社を設立されたきっかけや、小林市の専用工場についてに教えてください。


会社を設立したきっかけは、株式会社ファミリーマートの事業移行といいますか、そういったことがありまして、鹿児島に本社を置く本坊酒造株式会社が中心となって2008年に創業しました。それこそ災害とかをきっかけに「水の工場があった方がいいよね」というところからまずはスタートしています。現在の工場があるここの場所にもともと水の工場があって、その頃に南九州コカ・コーラさんがここで試験的に「森の水だより」を製造していた時代があったんです。それ以前は焼酎を作っていた時代もあります。もともとこの場所は本坊酒造の土地になっていまして、「森の水だより」の製造が山梨の方に移転してしばらく空いていたところ、新会社設立に向けた水源地を探していた際にこの場所が水質、水量共にいいよという話になって始まっています。弊社の水は硬度140㎎/ℓの中硬水で、年間1500万本の製造から始まり、現在は5700万本を製造しています。作業の機械化やペットボトルの内製化、無菌充填設備の導入など工場内の環境整備にも力を入れています。

――工場の場所が水がいいという話があったと思うんですけど、その小林市の自然の魅力と、水づくりにおいて特に大切にしていることなどはありますか。


霧島錦江湾国定公園の北側に位置する夷守岳からの自然の恩恵を受ける小林自体がすごく湧水が多い土地で、市内に湧水地が70か所ぐらいあります。市の水道も湧水から引っ張って来ているくらいで、すごく水に恵まれている環境にあると思っています。弊社の井戸は珍しい自噴で1時間当たり70トンの水が噴き出しています。敷地内には2本の井戸があり1時間あたり140トンです。その恵まれた水を使わせていただくということは、いろんな地域への貢献などをやっぱりしていくのが使命なのかなというふうに考えています。せっかくのいい水なんで、安全・安心な形で消費者のもとに届けていきたいという思いが強いですね。せっかくのいい水を、悪い風に作って変なものを出してしまったら何の意味もないですので。

――僕もファミリーマートに結構通うんですけど、そこで霧島の水が売っていて、よくシリカと書いてあるじゃないですか。そのシリカっていうのはどういったものなんですか。


南九州はシラス台地で火山層という部分がすごくミネラルも豊富に含んでいるところなんです。そのため、シリカ成分というのもすごく多い土地です。シリカはもともと水に含まれていて南九州自体がすごく多いです。シリカの濃度は年に1回、社外の外部機関に委託して分析してもらい、そういうデータを蓄積していくようになっています。

――飲料水はそのまま飲む人もいれば、温めたりする人もいると思います。温めることによって、ミネラルやシリカの成分というのは変わったりしますか。


変わらないですね。コーヒーに使っても変わることはありません。製品を作る時に121度以上まで加熱して殺菌しているんです。でも、加熱しているところとしていない事業所があるんですよ。日本の法律ではフィルターだけの除菌でも認められているので。中小企業やベンチャーは、言葉はちょっと悪いかもしれないですけど、フィルターだけのところは結構多いです。

――(加熱は)手間がかかりそうですね。


やっぱり熱をかけるということは燃料が必要になってくるんで、結構コストがかかります。ただ、弊社の場合はフィルターの除菌と加熱殺菌とダブルで行っていますので、中身としては安全・安心なものかなと考えています。

――話は変わるんですけど、ヴェロスクロノスの活動について存在自体はご存知でしたか。


正直な話をしていいですか、今回初めて知りました。でも今、結構リーグの上位にいるんですよね。今日のようなこういった取り組みがきっかけでどんどん周知されていって、応援してくれる人が広がるのかなというのは思いますね。

――ヴェロスクロノス都農のポータルサイトで小林市を取り扱いさせていただくことになりました。期待していることというのはありますか。


ポータルサイトへの掲載にあたっては、地域貢献とかそういったところをアピールしていくということと、地元の企業として、チームと一体感を持たせていけるような感じでやっていければいいのかなというふうには思います。以前、ラグビーのドラマ「ノーサイド・ゲーム」というのがあったじゃないですか、あんな感じがいいのかなと思います。

――ふるさと納税の返礼品の「細野の天然水」や「霧島のおいしい水」の魅力と、これまでに寄付者から寄せられたエピソードなどがあれば教えていただけますか。


一番の魅力は、やはりこんな素晴らしい水源から採水していることと、他にはないシリカなどのそういう成分というところは自慢できるのかなというふうに思います。いろんな製造会社と付き合いがあるんですけど、皆さんやはり水質の維持というところは苦労されているのかなというのはあります。どうしても水源からの水が汚れていると、先ほど話した浄化用のフィルターがすぐに詰まります。うちの自慢は1年経ってもフィルターが汚れないんです。1年に1回は必ずフィルター交換はしているんですけど、本当は変えなくてもいいくらい、それくらいきれいです。他所の工場の話を聞くと、2ヶ月に1回とか交換しているみたいです。フィルター屋さんには全然汚れないから交換頻度が少なくてすいませんって冗談言いながら買っています。

――お話を伺っていると、本当に安全面にすごくこだわっているなという印象なのですが、今後、企業として新しいチャレンジや目標などがあったら教えていただけますか。


やはり先ほどの繰り返しになりますけど、安全・安心な商品を提供していくというところが一番の使命だと思います。あとは全社一丸となってこの品質を守っていけるように取り組んでいくというところが大事です。そのためにはどうするかと言えば、5S「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」ではあるんですけど、うちは「しつけ」ではなく「意識付け」です。あとは「洗浄」「殺菌」を加えた「7S」というところまで今の標語としてあるんですけど、そこはしっかり意識しながらやっていくことが大切です。それがちゃんとできれば、品質に問題のないものを長きに渡ってしっかり提供できるのかなと考えています。

――最後になるんですけど、ふるさと納税の寄付者の方へ何かメッセージがあればよろしくお願いします。


いつもありがとうございますの一言に尽きます。寄付して下さった皆さんにこの水の良さを宣伝していただければ、大変ありがたいことだと思っています。これからも我々としては、何を差し置いても安全・安心なものを提供していくことに尽きると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。




【株式会社クリーン・アクア・ビバレッジ】
〒886-0004 宮崎県小林市細野1750
TEL:0984-25-1535



山田選手取材後コメント
取材を通して印象的だったのは、「安心を届けたい」という強い想いでした!
普段なんとなく飲んでる水でしたが、いくつもの過程をクリアした水だけが商品になり、皆様のところに届けられていて安心感をとても感じる事ができました。
また、工場内を見学させてもらうことが出来て、とても貴重な体験をさせてもらう事ができました。
皆さんもぜひ水を飲むならクリーンアクアの水を試してみてください!